2015年10月5日月曜日

ISが犯行声明、バングラデシュの日本人殺害

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ISが犯行声明、バングラデシュの日本人殺害
2015年10月04日

【10月4日 AFP】
 3日にバングラデシュ北部で日本人男性1人が銃撃され死亡した事件で、
イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」を名乗るグループがインターネット上に犯行声明を出した。
同国の首都ダッカ(Dhaka)では先日、イタリア人が殺害され、その際にもISが犯行声明を出している。

 警察によると、被害者の氏名はホシ・クニオ(Hoshi Kunio)さん(66)で、
現地時間3日午前10時30分(日本時間同日午後1時30分)ごろ、ランプル(Rangpur)地区カウニア(Kaunia)で三輪自転車タクシー「リキシャ」に乗っていたところを銃撃された。
地元警察の幹部はAFPに対し、「男性が乗っていたリキシャは、バイクに乗った3人組の男に止められた」と語った。

 別の警察幹部によると、バイクに乗っていた3人のうち2人が拳銃を発砲し、被害者は胸部に2発の銃弾を受けた。
残る1人は待機し、現場からバイクで逃走する態勢を整えていた。
警察はこの事件で4人の事情聴取を行ったが、これまでのところ逮捕者はいないという。

 米民間情報機関「SITEインテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)」によると、
事件後、ツイッター(Twitter)」に、ISを名乗るグループから犯行声明が出された。
約1週間前にダッカの各国大使館が集中する地区では、援助機関に所属するイタリア人(50)が殺害されたが、ISはこの事件でも犯行声明を出した。

 警察によると、ホシさんはバングラデシュを何度も訪れ、ダッカの約300キロ北に位置するランプルで農業プロジェクトに携わっていたとされる。
ホシさんの滞在先の大家はベンガル語紙プロトム・アロ(Prothom Alo)に対し、ホシさんは、カウニア近郊の村の土地を借りて牛の飼育に必要な牧草を栽培していたと話した。

 ダッカにある日本大使館の報道官がAFPに語ったところによると、大使館は被害者について情報収集を進めている。(c)AFP 

安保関連法案:ペシャワール会の中村医師「敵視は確実」
毎日新聞 2015年09月18日

 アフガニスタンで復興支援活動を続ける非政府組織「ペシャワール会」現地代表で「平和医療団」総院長の中村哲医師(69)が17日、毎日新聞の取材に応じた。
参院特別委で安全保障関連法案が強行採決されたことについて
「安保法案は日本が外国で軍事行動していくと打ち出すことだ。
イスラム世界では米軍の友軍となる日本は確実に敵視される。
我々も引き揚げざるを得ない事態になるかもしれない」と、
現地の活動への影響を懸念した。

 中村氏が現在、農業用の用水路建設に取り組むアフガン東部のジャララバード周辺では過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓っている地域が出てきているという。
「食べていけないから、雇い兵になってしまう。
飢餓に苦しむ住民の生活を安定させる支援こそが本当の安全保障になるのに、
日本ではそんな実情が知られていない」
と話す。

 一時帰国中の中村氏は18日に再びアフガンへ向かう。
「多くの反対を押し切って、法案を採決したことで日本は曲がり角を曲がった」
と話す中村氏は
「もし我々が撤退する事態になれば、支援を受ける何十万の現地住民にも影響が出る。
安保法案は中東ではいいことがない。
改めて廃案にして出直すことを祈る」
と訴えた。
【前谷宏】

(当ブログのコメント)

 安倍政権が行動した後で憲法9条を変える方針。集団的自衛権を行使して先に戦争を始めてしまえば憲法9条を無効化できる。戦争中では憲法9条が実情に合わないので改憲する。 

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