2015年10月27日火曜日

大学進学に給付型奨学金=生活保護世帯の子ら対象―富山市

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大学進学に給付型奨学金=生活保護世帯の子ら対象―富山市
2014年11月14日 教育・文化ニュース

 富山市は来年春から、生活保護世帯や児童養護施設の高校生らの大学進学を支援するため、奨学金を創設する方針を固めた。
経済的に苦しい環境に育った子どもの自立を促すのが狙い。同様の奨学金は熊本県なども設けているが、同市のものは給付型で額も多いなど「かなり手厚い」(福祉保健部)という。

 市は4月に、生活保護世帯の高校生らを対象に、社会福祉士などの資格を取るため県内の大学福祉系学部や看護学校に進学する際の奨学金を新設した。
しかし、福祉以外の分野に進学する子どもから対象を広げてほしいとの要望があり、県内の他の学部や専門学校の進学者にも支給することにした。

 奨学金は返済を求めない給付型で、入学準備金として30万円、学費奨学金として年間50万円、生活費補助として毎月4万円を支給する。給付予定人数は若干名。

 森雅志市長は取材に対し、「運営資金は寄付金を活用していくが、国でも制度を応援してほしい」と強調。
その上で「学習を支援して何とか進学させる。
頑張って資格を取ったら就職もあっせんする。
若い人には夢を持ってほしい」と話している。

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