2015年10月20日火曜日

辺野古の環境監視4委員、業者側から寄付・報酬

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辺野古の環境監視4委員、業者側から寄付・報酬
大谷聡、泗水康信
2015年10月19日朝日新聞

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画で、
国が進める工事を環境面から監視する専門家委員会の委員3人が、就任決定後の約1年間に、
移設事業を受注した業者から計1100万円の寄付金を受けていた。
他の1委員は受注業者の関連法人から報酬を受領していた。
朝日新聞の調べでわかった。

 4委員は取材に対し、委員会の審議に寄付や報酬は影響していないとしている。
違法性はないが、委員の1人は受領を不適切だとして、委員辞任を検討している。

 この委員会は「普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境監視等委員会(環境監視委)」。
沖縄県の仲井真弘多(ひろかず)・前知事が2013年12月、辺野古周辺の埋め立てを承認した際に条件として政府に求め、国が14年4月に設置した。
普天間移設事業を科学的に審議し、工事の変更などを国に指導できる立場の専門家が、事業を請け負う業者側から金銭支援を受ける構図だ。

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