2015年9月22日火曜日

南スーダンの自衛隊に武器を使わせる?

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南スーダンPKO、「駆け付け警護」追加検討 
読売新聞 2015年9月21日(月)

 政府は20日、安全保障関連法の成立を受け、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣中の陸上自衛隊に「駆け付け警護」の任務を新たに与える検討に入った。

 現地の国連スタッフらが武装集団に襲われた場合に自衛隊が助けにいくもので、人道的な観点から検討を急ぐ必要があると判断した。

来年春までに施行される安保関連法が実任務に適用される初のケースとなる可能性がある。

 安保関連法を構成する改正PKO協力法では、自衛隊の武器使用権限を強化し、駆け付け警護や、一定地域の治安維持を担う「安全確保活動」が新たに認められた。

これらはあくまで法律上可能なメニューで、実際に行うかどうかは政府がその都度判断する。

 南スーダンは自衛隊が現在、唯一参加しているPKOで、

道路補修などの施設整備を行っている。
内戦の末に独立した南スーダンには多くの武器が残るとみられ、
「国連関係者が万が一強盗などに襲われた場合に備え、自衛隊に警護の権限を与えておく必要がある」(政府関係者)
と判断した。
現地の自衛隊の部隊は来年2月末で交代するが、引き続き部隊を派遣する場合、改めて閣議決定するPKOの実施計画に駆け付け警護を追加する方向だ。
 読売新聞 2015年9月21日(月)


だそうですが、、、
 以下の記事を見ると集団的自衛権で自衛隊が派兵される南スーダンでは、日本の自衛隊は好ましく思われていないようです。
 その様な状況下で、自衛隊に武器を使わせるとは一体どういうことでしょうか。南スーダンでは、自衛隊は信用されていないというのに、どういう事でしょうか。

キチガイに刃物
なのでしょうか。

 自衛隊は南スーダンで、戦闘には今まで通り参加しないで欲しい。
中国軍の後方支援を万全に行なう事を今まで以上にしっかり行なって、現地を取り仕切っている中国軍との友好関係を強める事が優先されると考えます。

自衛隊は南スーダンに駐屯中の主力部隊の中国軍にいかにして取り入ることができるかが課題。

 それが、南スーダンに派兵される自衛隊の指揮官の最重要課題だと思います。

 くれぐれも、戦闘を指揮している中国軍に信用されていないのに、戦闘中の他国軍の戦闘に加わるような事はしないで欲しい。
日本軍が戦闘中の中国軍を後ろから銃で攻撃するつもりかと思われるかもしれないから。

 以下、参考引用:

南スーダン平和活動の中国軍「自衛隊以外はみんな『友軍』」=中国
2013/08/15(木)

  中国メディア・新華網は15日、アフリカ・南スーダンの国連平和維持活動に参加している中国軍の様子を伝える記事を掲載した。
中国軍キャンプと向かい合う位置にある自衛隊キャンプについて「自衛隊以外の他国部隊とは互いに友軍と呼び合っている」という表現方法を用いて伝えた。

  記事は、南スーダンの首都・ジュバで、中国と日本のキャンプが道路を隔てて向かい合っていると紹介。
そのうえで、日本の平和維持部隊は他国の部隊とは異なり「いかなる国の人に対しても好意を示さない。
彼らのイベントにどの国の人も招かないし、逆に他国のイベントにも参加しない」と伝えた。

  さらに、日本のキャンプ地の有刺鉄線上には「撮影禁止」の札が掲げられていることを紹介、
「ケニア、インド、モンゴルのキャンプでは、作戦室、武器庫や情報センターまで見学できる」、
「国連部隊の風格とは相いれない」と評した。

また、日本人は派遣目的が「政治的意図」であることを隠そうともせず、
一定の距離的範囲を超える任務にたいして拒絶するとも紹介。
「彼らの作業量はわれわれの10分の1にも満たない」
と中国軍関係者が語ったことを伝えた。

  そして、
「自衛隊を除き、中国部隊はこの地で他国部隊と互いに『友軍』と呼び合っている」
として日本が「仲間はずれ状態」であることを強調した。

  記事は一方で、
「自衛隊から学ぼう、という態度で細かく観察する中国の軍人もいる」としたうえで、
ある中国の軍人が
「自衛隊のキャンプがもっともきれいに整っている。毎日草むしりをしているのが見える」と語ったことも併せて伝えた。
しかし、記事の中で自衛隊を好意的にとらえた記述は一部にとどまり、全体的にネガティブな印象を受ける記述が目立った。
(編集担当:今関忠馬)

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