2015年7月18日土曜日

安倍政権が「海外メディア」にも圧力 ドイツ紙記者が怒りの暴露

(ブログ目次はここをクリック)

安倍政権が「海外メディア」にも圧力 ドイツ紙記者が怒りの暴露

-『報ステ』最終出演で古賀茂明氏が、以前の同番組内での古賀発言により菅官房長官の圧力がかかったことを暴露した件が大問題になった。
しかし事は国内報道機関への圧力で済む話ではなかった。
それを伝える1番目の転載記事の中で天木直人氏が、「圧力を受けたのはドイツ紙だけとは思えません。
今後、世界各地で同じような話が出てくるのではないか。
国際的に大問題になりますよ」と述べているが、安部政権下でこの国の言論がすっかりおかしくなってしまっている状況下、
この島国は伝統的に内的変革が期待できない以上、いっそ本当に国際的大問題となり「外圧」によって安倍官邸の言論封殺状況が改まり、
いやそれ以上にこの問題によって史上最低の安倍政権が倒れるようであってほしいものだ。 (大場光太郎・記)

安倍政権が「海外メディア」にも圧力 ドイツ氏紙記者が怒りの暴露
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158938
2015年4月14日(火)9時26分配信 日刊ゲンダイ

 もはや、常軌を逸している。安倍政権による“圧力”が海外メディアにまで及んでいることがわかった。外国人ジャーナリストは安倍政権のやり方にカンカンになっている。

 つい最近までドイツの高級紙「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング」で東京特派員を務めていたカールステン・ガーミス氏が、圧力の実態を明らかにしている。

 ガーミス氏が暴露したのは、外国人特派員協会が発行する機関紙「ナンバー1新聞」4月号。日本での5年間の取材をふり返る形で、安倍政権の暴走を詳細に伝えている。内容は“国際問題”にも発展しかねないトンデモないものだ。

「ナンバー1新聞」の記事によると、安倍政権になってから、海外メディアとの関係は悪化。エネルギー政策やアベノミクスの危険性について取材しようとしても、政権サイドはまともに対応しようとせず、日々、対立は深刻化しているという。

 批判記事を書こうものなら、外務省を使って、本国の本社に直接“圧力”をかけるという行動にも出ている。

 ガーミス氏が安倍政権の歴史修正主義について、批判的な記事を書いた時のことだ。在フランクフルトの日本総領事が、ドイツにある編集部に乗り込んできて猛抗議したという。

 対応した編集者に向かって「(あの男は)金が絡んでいると疑わざるを得ない」と信じられない暴言を吐いた上、安倍批判の記事を書くのは中国へのビザ申請を承認してもらうためではないか、と妄想としか思われない見解を示したという。

 ガーミス氏は「私が?北京のために金で雇われたスパイ? 私は中国へ行ったこともないし、ビザ申請をしたこともない」と真っ向から否定。「私と、編集者と、本紙全体に対する侮辱だ」と激高している。

 外務省による“攻撃”は昨年からより一層激しくなり、ガーミス氏は記事を書くたびに呼び出しを受けたという。

 元外交官の天木直人氏はこう言う。

「今まで聞いたことがない衝撃的な内容です。安倍政権のあまりの下劣なやり方に、ドイツ国民は腰を抜かすのではないでしょうか。
圧力をかけた点と外交官の暴言、二重の意味で権威を損ねている。
圧力を受けたのはドイツ紙だけとは思えません。
今後、世界各地で同じような話が出てくるのではないか。国際的に大問題になりますよ。
これを報じない日本のメディアも終わっています」

 英語で書かれた今回の記事は、インターネットを通じて世界に拡散していくだろう。安倍政権のやっていることは、日本の恥でしかない。 (転載終り)

0 件のコメント:

コメントを投稿