ひきこもりの実態 働きたいけど働けない
優しく迎えてくれるはずのふるさとで、厳しい現実に直面します。
Aさんはまず、地元のハローワークに通い、就職活動を始めます。
ところが、このころ、不景気が続き、スキルを生かせる仕事はありませんでした。
そこで、事務などに職種を広げましたが、面接を受けても受けても、不採用が続きました。
1年後、プログラマーとしての経験を生かしたいと、車で2時間離れた秋田市でも、仕事を探しました。
しかし、技術革新のテンポは速く、Aさんの経験と技術は、すでに価値のないものになっていました。
再び、ふるさとに戻ったAさんは仕事を選ぶことを諦め、アルバイトの仕事にも挑戦します。
しかし、高学歴があだとなり、アルバイトでさえ採用されませんでした。
不採用は、30社に達しました。
次第に、家から出ることができなくなります。
地域づくり・労協講座・菊地まゆみさんの講演
講師:菊池まゆみ氏(NHKクローズアップ現代で話題になった秋田県の実践)
「この町では、ひきこもりを次々に家から出すことに成功し、今、全国の注目を集めています。
秋田県藤里町では、7年前から、国内で初めての全戸調査を実施。
働く世代のおよそ10人に1人が、家にひきこもっていることが分かりました。
これまでの国の調査による推計の5倍近い数でした・・・」
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3422_all.html
0 件のコメント:
コメントを投稿