2014年8月22日金曜日

米ミズーリ州黒人青年射殺事件

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米ミズーリ州黒人青年射殺事件の経緯―8月9~20日 


(当ブログのコメント:アメリカでの黒人暴動事件という危機的な事件の処理を見ることで、民主主義とは何かを考えたい。)
 
「米ミズーリ州セントルイス郊外ファーガソンで起きた白人警官による黒人青年射殺事件は、地元警察と連邦捜査局(FBI)が調査を行っているが、抗議行動が暴動や略奪に発展している。同事件のこれまでの経緯を振り返る。

 ▽8月9日 マイケル・ブラウンさん(18)と友人が、コンビニエンスストアからブラウンさんの自宅に帰る途中、一人の警官と言い合いになった。ブラウンさんと警官はもみ合い、発砲があった。ブラウンさんは現場で死亡した。」

(コメント)民主主義国アメリカで警察が誤りを犯したようです。それに対して、暴動という暴力的手段を用いて抗議がなされた。この事件の原因については、現在、FBIが事件を調査しています。

表現の自由があるのに、なぜ暴動が起こるのか。
その理由は、民衆が行政の腐敗を疑うからだと考えられます。
 「意見が正当に取り扱われないならば、行政の持つ暴力機構と同等の暴力(暴動)によって対抗してよい」、という考えがその暴動を正当化する一理として存在するからだと考えます。

 それは、アメリカの民主主義が黒人に対しては機能して来なかったという歴史的背景があるからだと考えます。
 すなわち、アメリカの、民主主義では無い要素が原因となって、暴動を引き起こしていると考えます。
 そう考える(仮定する)と、アメリカ国民が黒人の大統領を選んで、旧い非民主主義だった要素と決別しようという意思を示しているので、今後は、こういう暴動は起こらなくなっていくと考えます。
今後、この仮説を検証していきたい。
 

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